犬の散歩中にトイレのしつけ
散歩のときに、犬にトイレをさせたいと考える方はたくさんいらっしゃることと思います。犬をそのようにしつけすると、朝夕の散歩のとき以外にはトイレを我慢して、しっかり言いつけを守っている犬もいます。
散歩でトイレをさせるしつけは決して悪いことではありませんが、いくつかのデメリットもあります。
ひとつは悪天候のときには、犬のトイレをどうするかです。大雨が数日続いてしまうかもしれませんし、台風などの日には、一日中犬は排泄出来ないということになってしまいます。
それから、長い年月犬とつきあっていくわけですので、人間の都合で散歩に行けないという日も必ずやって来ます。散歩に無理して行かないといけなければ人間の負担になりますし、行くことが出来なければ、犬の負担になってしまいます。
もうひとつ、犬も生きているのですから歳をとります。若いうちは散歩でトイレにいくようにしつけをしていても、老犬になり散歩もままならないようになった場合には、一体どうするのでしょう?
どうしても室内で犬が排泄するのは許せないという場合には、屋外で排泄できるようトイレのしつけを行うとよいと思います。その際には、犬にもはっきりトイレの場所だと分かるように、砂などでトイレの設置を行う必要があります。ただ、屋内に飼っている犬を考えると、飼い主や家族は戸締りも出来ず、家を空けるということが不可能になってしまいます。