突然噛むようになってしまった
それまで人間を噛むということがなかった犬が、突然噛むようになってしまうことがあります。
それまでおとなしい犬なんだと飼い主側は感じていて、何かに反応して突如噛むようになってしまうと、犬の飼い主としては相当ショックなことではないかと思います。
もともと犬にとっては噛む行為は極自然な行為ですが、他所様を噛んでしまったなど困ったことが起こってしまう前に対処が必要です。突然そういった噛み癖が起った場合には、必ず何か噛みつくという行為を起こしている原因があります。
例えば、犬にとっていやな思いをしたものです。そのものを使って攻撃されたと感じたりすると、犬は記憶力がよいですから、そのものを見ただけで犬は攻撃しようと噛むという行為にでます。つまり、犬の心理としては怖いものから自分を守るために、噛みついて攻撃しようとしているわけです。
また、ストレスがたまってしまっても噛む行為に走る場合があります。犬のストレスを解消できるのは散歩です。十分な時間、十分な運動をさせているかどうかを考えてみましょう。
突然そういった噛み癖がついてしまった場合、飼い主としては、つぶさに犬を観察することが問題解決の糸口になります。犬が反応しているものを早く見つけて、エスカレートしないうちに原因をなくしてしまうよう対処する必要があります。