マーキングのしつけ
雄犬は散歩の途中でマーキングという行為を行います。犬にとっては当たり前で自然な行為とはいっても、あまり度が過ぎると飼い主側からすれば困りものです。
よく知られているようにマーキングという行為は、犬が自分のテリトリーを主張して行っているものです。ですから、電信柱を見るたびにマーキングを行うという犬がいても、おかしくはないことなのです。
でも、いくら犬だって数本の電柱ならまだしも、10本単位の電信柱にマーキングしていては、でるものもでなくなるでしょう。ほとんどでなくてもマーキングしようとする犬もいます。
マーキングする度に散歩をストップされては、飼い主だって「いい加減にして」という気持ちに、もちろんなるでしょう。ですので、きちんとしつけを行わなければなりません。
マーキングは犬の本能ですからある程度仕方がないとしても、人間と楽しく散歩するためには、1回の散歩に1~3回ほどと考えてよいでしょう。
犬が電柱などに回数を超えてマーキングしようとしたら、飼い主はリードで引き戻すようにしてしつけをします。リードを軽く何度も引っ張っていては飼い主の意思が犬に伝わりません。1度で決まるようにある程度の力を入れて行うようにしましょう。